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ボーリング調査(boring investigation, borehole survey)
機械器具を用いて、地盤にせん《穿》孔(boring, drilling)し調査することをいい、その目的は、地盤調査、建設工事、地下資源の調査・開発など広い分野にわたる。試錐(test boring, exploratory drilling)は、本来調査のためのボーリングを意味する語であるが、しばしば、ボーリング調査の同義語として使用されている。 土質調査(soil exploration, soil investigation)のためのボーリングは、普通66〜116 mmの孔径で掘削する。ボーリングで採取した試料の観察・土質試験あるいはボーリング孔を利用した原位置試験などによって、地盤の性状を調査し、その結果はボーリング柱状図として表現する。 ボーリングの掘削機構は、ロータリー(回転)式、パーカッション(打撃)式、回転打撃式、ウォッシュ式、オーガー式など種々あるが、一般の土質調査ではロータリー式を用いる。 |
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